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日々感じた事・・・。


by qwert.6
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『 宇宙に描く・・・光のファンタジー 』


☆ 2006年1月の夜空 ☆

  ○満月=14日   ○新月=29日

いよいよ2006年の星空の幕開けです。
1月4日未明の「しぶんぎ座流星群」が、
絶好の条件で訪れるのに続いて・・・
土星が「かに座」のM44プレセペ星団と、
接近をくり返すのを春まで楽しめます。

【1月の流星群】
 
 流れ星が現われる「りゅう座イオタ流星群」(1月4日の未明)は、
 年間三大流星群(しぶんぎ、ペルセウス、ふたご)に数えられる、
 毎年安定して多くの流れ星が見られる流星群です。
 昔・・・
 この流星群の放射点のあたりに「四分儀座」という星座があったことから、
 通称「しぶんぎ座流星群」とも呼ばれています。
 この流星群の特徴は、流星の出現が、きわめて短時間に集中していることで、
 2006年の場合は、4日の03時ごろに集中すると予想されています。
 今回は、流星の出現が予想されている時刻に、
 月明かりもなく、最高の条件で観察することができます。

【1月の惑星】

 「水星」
   水星は今、太陽のそばにあり、
   夜明けの直前に太陽より先に南東の地平線に姿を現わしますが、
   まず見つけることはできません・・・。

 「金星」
   長いこと宵の明星として夕空に輝いていた金星は、
   1月の上旬はまだ夕空で確認できますが、
   中旬になると、太陽と地球の間にくる「内合」となり、
   見えなくなります。
   そして下旬からは、明け方に明けの明星として輝きだします。

 「火星」
  10月の接近時に比べればだいぶ暗くなったとは言え、
  火星は「おひつじ座」で輝いています。
  8日には上限の月が火星のそばにならびます。
 
 「木星」
  木星は今「てんびん座」にあり、
  真夜中の2時ごろから姿を現わし、
  「おおいぬ座」のシリウスより明るく見えます。
  23日の深夜には半月が木星といっしょに昇ってきます。

 「土星」
   土星は今「かに座」の中を「逆行」(東から西方向に動くこと)中で、
   28日には「衝」(地球から見て太陽の反対側にくること)を迎えます。

【冬の大三角】

   「オリオン座」のベテルギウス
   「おおいぬ座」のシリウス
   「こいぬ座」のプロキオン

 冬の星座の目印「冬の大三角」が22時~23時ごろ南中します。
 澄んだ星空になれば、この大三角の中に天の川が見えてくるでしょう。
 冬の大三角の見つけ方は「オリオン座」から探しはじめます。
 南の空で3つならんだ「三ツ星」を目印にすれば見つかります。
 三ツ星を囲んでいる4つの星のうち、左上の赤い星がベテルギウスです。
 ベテルギウスから左下方向に、白く輝くシリウスを探します。
 ベテルギウスから左にベテルギウスと同じくらいの明るさの星が見つかったら、
 プロキオンです。
 シリウスは全天でいちばん明るい恒星、プロキオンは8番目に明るい恒星です。






ギリシャ神話では・・・

  大神ゼウスが偶然見かけたエウロパ姫(ひめ)にひとめぼれしてしまい、
  そこで、白くてきれいな牛のすがたに変身して、
  エウロパ姫にちかづいていきました。
  エウロパ姫がその白い牛にさわったとたん、
  姫をせなかにのせて、さらっていってしまいました。
  白い牛は姫をのせたまま、
  どんどん、山をこえ、海をこえ、ようやく大きな島にたどりついたところで、
  やっと牛がとまりました。
  その島がいまのヨーロッパ(エウロパ)大陸だそうです・・・。
by qwert.6 | 2006-01-02 06:36