『 美 ☆ 恋 ☆ 愛 』
2005年 08月 04日
普段、慣れ親しんでいる惑星の名称には・・・
ローマ神話の神々の名称が付けられていますので、
第10番目に発見の新惑星「2003UB313」に、
どんな名前が提案されているか興味津々です!!
『 水星 Mercury 』
太陽の周りをたった88日で一周することから、
足に翼の生えた「神々の伝令役」マーキュリーの名が付いています。
ギリシア神話ではHERMES(ヘルメス)です。
『 金星 Venus 』
全天でも最も明るいこの星には、
「美の女神」ヴィーナスの名が付いています。
ギリシア神話ではAPHRODITE(アフロディテ)です。
『 火星 Mars 』
赤く輝くことから「血」を連想させ、
「戦の神」マルスの名が付いています。
ギリシア神話ではARES(アレス)です。
『 木星 Jupiter 』
太陽系最大の惑星であるこの星には、
「神々の王」ジュピターの名が付いています。
もちろんギリシア神話ではZEUS(ゼウス)です。
『 土星 Saturn 』
美しい環を伴ったこの星には、
「ゼウスの父」サターンの名が付いています。
ギリシア神話ではCRONUS(クロノス)です。
(サターンは悪魔として知られるSATAN(サタン)とは別です。
クロノスは農耕神とされていて、時間神CHRONOS(クロノス)とは別神です)
『 天王星 Uranus 』
土星で紹介しましたクロノスの父ウラヌスで「天の神」です。
ギリシャ神話ではウラノスです。
母であり妻であるガイアの逆鱗に触れ、
眠らされているところを息子のクロノスに襲われ、
男性器を切り取られて去勢されてしまいます。
その男性器が海に落ちその泡から・・・
金星の主である美と性の女神ビーナス(アフロディーテ)が誕生しました。
『 海王星 Neptune 』
「海の神」ネプトゥーノス。
ギリシア神話ではPOSEIDON(ポセイドン)です。
クロノスの次男で長男は、
冥王星の主であるハーデスであり三男ゼウスの兄です。
『 冥王星 Pluto 』
新惑星発見までは、
太陽系で最も小さく最も外側に位置するとされてきたこの星には、
「冥界の王」プルートーンの名が付いています。
ギリシャ神話ではHADES(ハーデス)です。
こう見てくると・・・
ギリシャ神話では最初の覇王であるウラノスまで登場していますので、
あとこれ以前の神と言いますと・・・
・ウラノスの母であり妻でもある大地の『GAIA』(ガイア)
・地獄あるいは奈落の『TARTAROS』(タルタロス)
・恋と性愛の『EROS』(エロス)
の三原初神しかいません・・・(笑)
そのうち『ガイア』は大地の神として「地球の神」ともされていますので・・・
残るは『タルタロス』か『エロス』となります(笑)
『タルタロス』はハーデスが司る冥府よりもさらに遠く・・・
地上から9日9晩落ち続け10日目にやっとたどり着く場所らしいので、
新惑星の位置的にもふさわしい名称のようですが・・・
個人的には “地獄” より “性愛” の『エロス』が好きです(笑)
『エロス&ビーナス』で・・・
宇宙に『美☆恋☆愛』が満ちるのは良い事では???(笑)
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by qwert.6
| 2005-08-04 08:53