『 石鹸の泡立ち 』
2005年 07月 19日
おろし立ての石鹸は泡立ちも良く気持ちがいいのですが・・・
石鹸が小さくなっていくと・・・
だんだん泡立ちが悪くなってしまいます。
一体なぜなのでしょうか???(笑)
石鹸が泡立つためには一度溶ける必要があり、
泡立ちが悪くなるのは石鹸が溶けにくくなった為です。
それでは?なぜ解けにくくなったのでしょうか?
石鹸を溶かすために必要な水やお湯に問題があります。
この水やお湯の中には、
「マグネシウム」「カルシウム」が含まれており、
このマグネシウムやカルシウムが、
石鹸の中に含まれているナトリウムと化合すると・・・
「スカム」という物質になります。
このスカムという物質は水に溶けにくい性質を持っており、
石鹸を使えば使うほど・・・
石鹸の中にあるナトリウムと、
水の中にあるマグネシウムやカルシウムと結びついて、
スカムを発生させることになります。
このスカムは石鹸の表面を覆ってしまい、
このおかげで石鹸が小さくなると泡立ちが悪くなるのです。
最近では液体石鹸が流行ですが、
最初っから液体だと溶かす必要もないので、
泡立ちが悪くなるということはありません。
これが流行の秘訣なのでしょうか???(笑)
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by qwert.6
| 2005-07-19 17:24