『 フィルム 』
2007年 10月 24日
米写真用品大手のコダックが、
2008年の北京五輪を最後にオリンピックスポンサーを降板すると発表したね。
オリンピックなどの主要な大会のスポンサーを務めることで、
フィルムの販売促進を狙ってきた従来のやり方は、
写真がデジタル市場に移行した現代では限界があるのだろう・・・。
消耗品であるフィルムと半永久的に使えるカメラやレンズが、
同じ販売戦略で通用するはずもない・・・。
雑誌や新聞などの印刷工程を考えるとデジタル写真は圧倒的に有利。
補正やレイアウトなどの加工がコンピュータ上で行えるのは、
デジタル写真ならではのメリットだろう・・・。
加えて劣化のない保存やコマ数を気にせず撮影できることは、
デジタルでなければ為し得ないこと・・・。
時間や撮影コマ数の制約に縛られたくないプロならともかく、
私みたいな素人はフィルムの選択からカメラ操作、
そして出来上がった写真にはじめて目を通す瞬間のワクワク感を、
もっと味わっても良いのでは???(笑)
by qwert.6
| 2007-10-24 09:47