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日々感じた事・・・。


by qwert.6
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『 宇宙に描く・・・光のファンタジー 』

☆ 2007年8月の夜空 ☆


  ○満月=28日   ○新月=13日


    今年は「ペルセウス座流星群」の条件が良いのと、
    久々の「皆既月食」が見られるという幸運に恵まれています。
    「ペルセウス座流星群」は・・・
    流星群のピークの8月13日が新月なので、
    一晩中月明かりに邪魔れず流星を楽しむことが出来ます。
    「皆既月食」については・・・
    最近日本で見られた月食が、
    昇る直前や沈む直後の薄明の中で皆既を迎えるという、
    あまり見ごたえのないものばかりでしたが(笑)
    今回の月食は宵の空で皆既を迎え、
    赤黒く染まった月面を見ることが出来ます!!

    星座は宵の東空にもう「秋の四辺形」が姿を現わし、
    未明には冬の星座の「オリオン座」が昇ってきます。
   
 

【8月の流星群】
  
   7月の後半から夏の流星群シーズンが始まって、
   いくつもの流星群が次々と出現のピークを迎えます。
   どの流星群もピークをはさんで2~3週間くらいは流星が出現するので、
   8月は毎晩のようにたくさんの流星が夜空に見られます。
   
   この夏一番の注目は、
   8月12~13日ごろにピークを迎える「ペルセウス座流星群」です。
   ちょうど新月なので沢山の流星を見つけることができるでしょう。



【8月の惑星】

 「水星」
   8月15日に「外合(がいごう)」を迎え、
   地球から見て太陽のちょうど向こう側に位置する水星は、
   見かけの位置が太陽に近すぎて観察することはできません。
   

 「金星」
   8月16日に「内合(ないごう)」を迎え、
   地球と太陽の間にくる金星も、見かけの位置が太陽に近いので、
   8月中旬は観察することができません。
   来月からはいよいよ金星が夜明けの空に輝く
   「明けの明星」のシーズンが始まります。
   

 「火星」
   12月19日に地球接近となる火星は、
   現在は「おうし座」のあたりにいて深夜すぎから東の空に姿を現わします。
   8月前半は「おうし座」の「すばる」のそば、
   後半は「ヒヤデス星団」のそばを通過していきます。
   8月7日の未明には火星と「すばる」のそばに下弦の月がやってきます。

   

 「木星」
   金星が日没とともに姿を消すようになったので、
   これからしばらくは、木星が夕方の一番星になります。
   木星は今「さそり座」のアンタレスのそばにいて、
   日没直後には南の空の一番星として輝いています。
   8月21日・22日は、
   木星とアンタレスのそばに上弦の月がやってきます。


 「土星」
   土星も8月22日には「合(ごう)」を迎え、
   地球から見て太陽のちょうど向こう側に行ってしまうので、
   見かけの位置が太陽に近すぎて観察することは出来ません。








   ギリシア神話では・・・

       半人半馬のケンタウロス族の賢人ケイローンの姿とされ、
       星座絵では弓をつがえて、
       さそりの心臓アンタレスを狙っています。
by qwert.6 | 2007-08-01 08:37