日々感じた事・・・。


by qwert.6
カレンダー
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30

『 こほり 』


季節の有り様をどのように形容しようかと思う時、
「色」一つを取っても昔の人は、
実に情緒豊かな表現力を持っていたことに気付かされます・・・。

「茜色」(あかねいろ) 「柿色」(かきいろ) 「紅色」(べにいろ)
「蘇枋色」(すおういろ) 「牡丹色」(ぼたんいろ) 「赤朽葉」(あかくちば)
「支子色」(くちなしいろ) 「鬱金色」(うこんいろ)、
「黄蘗色」(きはだいろ) 「黄朽葉」(きくちば) 等々・・・。
もちろん色の定義をその成り立ちや、
自然のものに形容したほうが合理的という理由もあります(笑)

平安時代の人は、
十二単に代表されますように、
衣に花や木をイメージさせる色を重ね季節を表現していましたね。
それを「かさね色目」と言うそうですが、
秋の野山に紫紅色の花を咲かせた山萩の花色を表した色目、
晩秋の赤く色づいた朽葉の色をあらわした色目など・・・
これらの色目の作法をそれぞれ「萩」 「朽葉」などと表現しています。

季節を表す色目はしだいに・・・
冬枯で草葉の色が淡茶に変った情景の「枯色」(かれいろ)から、
そして白を重ねた「氷」(こほり)へと変わっていきます・・・。
[PR]
by qwert.6 | 2006-11-06 08:02