日々感じた事・・・。


by qwert.6
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『 玄関 』

私が子供の頃・・・携帯電話など存在せず『黒電話時代』でした。
○○年前の笑い話ですが(笑)
友人が私の家に電話をかけてきました。
父が出たのですが私の声と父の声はよく似ています。
友人は『もしもし俺!』と口火を切り一方的に会話(?)を進め、
父が『代ります』というまで友人は一人でしゃべり続けていました(笑)
しかしながらその後○○年を経て『オレ!オレ!詐欺』の蔓延によって、
笑い事では済まされなくなってしまいました。
この○○年の間に何があったのかを考察すると・・・
『携帯電話』の普及があります。
『携帯電話』で相手にかけると『非通知』にしない限り、
自分の電話番号が相手の『携帯電話』に表示されます。
そして相手が電話帳にその人の名前を登録していれば、
番号と一緒にその人の名前も表示されます。
したがって『携帯電話』からかけた時・・・
自分の名前を名乗る頻度は大幅に減ってしまいました(笑)
さらに電話を受ける方に関しても本人以外の人が出ることは稀です。
家の電話は『家族の物』でありますが・・・
『携帯電話』は『個人の物』であって例え家族といえども、
人の『携帯電話』に出たらプライバシーの侵害にもなり兼ねませんよね?(笑)
昔は彼女に電話をするにしても本人が電話口に出てくれるように、
祈る気持も虚しく彼女の親がまず電話口に出たものです(笑)
特にやましいことはないのだがガチガチに緊張して・・・
『夜分恐れ入ります・・・××ですが△△さんはご在宅でしょうか?』といった、
口上を述べたものでした(笑)
いわばこれが『玄関』であって・・・
この『玄関』での口上を済ませて親の審査をパスして(笑)
始めて彼女の『部屋』に辿り付いて『プライベート』な会話をする事ができました(笑)
電話における『玄関』はまだまだ彼女の『家』に入ったわけではなく、
『社会』『公共』に対する『窓口』に過ぎません(笑)
それに比べて『携帯電話』は『玄関』も通らずに・・・
『土足』でいきなり彼女の『部屋』に上がり込み、
『プライベート』の会話を始めてしまうのです(笑)
今の世の中・・・
電話に関する事以外でも『社会』『公共』と、
『プライベート』との間の『玄関』が曖昧になっている気がします。
『オレ!オレ!詐欺』の蔓延を契機に、
もう一度自分の『玄関』の場所を再確認し・・・
綺麗に掃除をする必要を強く感じます・・・。
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by qwert.6 | 2004-10-18 08:50