日々感じた事・・・。


by qwert.6
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『 女神様 』


冥王星を惑星から降格させた原因ともなり(笑)
一時は第10惑星とも言われた矮惑星『2003UB313』に、
ギリシャ神話の女神『 エリス 』の名が付けられました。

このエリスという女神は混沌と不和の女神とされています。
彼女は軍神アレスの妹で、
女神テティスとペレウスの結婚式に招かれなかったことに腹をたて、
『最も美しい女神に捧げる』と記した黄金のリンゴを宴の場に投げ入れ、
ゼウスの妻ヘラ、娘のアテナ、アプロディテ3女神の争いを惹起したのです。
この3女神のいがみ合いを納めるべくゼウスは、
パリスの審判を仰がせることになったのです。
女神たちはパリスを買収しようとさまざまな約束をしました。
アテナは「戦いにおける勝利」、ヘラは「アシアの君主の座」、
アプロディテは「最も美しい女を与える」と約束しました。
結局勝ちを得たのはアプロディテでした。

しかしこの「最も美しい女」というのが、
すでにスパルタ王メネラオスの妻となっていたヘレネのことで、
これがトロイア戦争の原因となったのです。
アプロディテは、
スパルタに赴き、ヘレネをさらって妻にするようにと命じました。
パリスは言われたとおりに実行し、
すでに妻であったオイノネを捨ててヘレネを新しい妻にしました。
たまらないのはヘレネの夫メネラオスです。
彼と彼の兄アガメムノンらはヘレネを取り返すべく、
ギリシア中の英雄を募ってイリオスに攻め寄せました。
実はこれらの英雄は、
ヘレネに結婚を申し込んだ男たちでもあったのです。(アキレスは例外)。

トロイア戦争において、
パリスは得意の弓でアキレスをしとめるなどして活躍しました。
しかし、
ヘラクレスの弓を持つピロクテテスに弓で射られ瀕死の重傷を負います。
この傷を治せるのは、なんと昔捨てた妻であるオイノネだけ・・・。
このためパリスは、オイノネにすがりますが拒絶され、
イリオスに戻る途中で死んでしまいました。
このことを悔やんでオイノネはパリスを追いますが、
時すで遅し・・・追いついた時にはパリスは死んでしまっていました。
このことを嘆きオイオネは彼の後を追い自殺して果てたということです。


・・・なんという悲劇かと思います・・・。
人妻を勝手に与えると言ったアプロディテも罪作りですが、
元はと言えば3女神の争いの種を作ったエリス・・・
『 私、知らな~い・・・私はリンゴを一個プレゼントしただけだもん 』と、
とぼけながらほくそ笑んでいる姿が見えるようです(笑)

こんな女神様が夜空を駆けめぐることになったのですから・・・
これからの世の中が混沌と不和に満ちたものにならなければいいが・・・
と思わずにはいられません・・・。
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by qwert.6 | 2006-09-16 17:31