『 113ミリ 』
2006年 06月 27日
梅雨前線の影響による大雨で、
熊本県では1時間に「113ミリ」というとてつもない降雨量を記録しました。
日本は世界でも有数の降水量の多い国ですが、
その日本の平均年間降水量は約1700ミリ。
県別に、多いところでは鹿児島の約2600ミリ、
逆に少ないところでは北海道・山梨・香川等が約1100ミリです。
今回の熊本の雨は「113ミリ」
1日の降水量だとしても大変な豪雨ですが、
1時間の降水量と聞いたら想像すらつかない・・・。
資料による1時間降水量の感覚としては、
10~20ミリ : 傘をさしても足元が濡れる
20~30ミリ : いわゆる“どしゃぶり”傘を差しても濡れる
30~50ミリ : いわゆる“バケツをひっくり返したような雨”
50~80ミリ : ゴーゴーと滝のように降る雨。車の運転は危険
80ミリ以上 : 恐怖を感じる
資料からしますと・・・
今回の豪雨がいかに想像を絶するかがわかります。
最近は、暑さ寒さにしても、雨の量や風の強さにしても、
また台風の数や強さにしても、
「観測史上最XX」という気象現象をやたらと耳にします。
地球という星は・・・
絶妙な自然条件に恵まれ・・・
人類を初めとした生物が長く存在してきた星でありますが・・・
ここへ来て急速にその絶妙な自然のバランスが・・・
崩れ始めているように感じます・・・。
by qwert.6
| 2006-06-27 09:16