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日々感じた事・・・。


by qwert.6
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『 桜 』



  『ひさかたの 光りのどけき 春の日に 静心なく 花の散るらむ』

  『花の色は うつりにけりな いたづらに わが身世にふる ながめせしまに』


上記は百人一首の中で桜を歌ったものの一部です。
百人一首では桜を歌ったものは6つ(?)あったと思いますが(笑)
万葉集に詠まれた桜の歌は40首、対する梅の歌は118首あるそうですね。

奈良時代には「花と云えば梅」を指し、
平安時代になって「花と云えば桜」を指すようになったと云います。
奈良時代に中国の思想を元に造営された平城京、
そしてそれを受け継ぐ平安京、
その平安京では御所の紫宸殿前にあるのは当初「左近の梅」でしたが、
菅原道真の進言によって桜に代わったと言われています。
ところが・・・奈良時代より以前の神話の時代の話では・・・
これまた「花と云えば桜」だったようです。
ただし今の「ソメイヨノ」ではなく、
「ヤマザクラ」「オオヤマザクラ」「オオシマザクラ」との事らしいです。

今の「ソメイヨシノ」は・・・
東京都豊島区の「染井」と云う地で、
江戸時代後期に「ウバヒガン」と「オオシマザクラ」の交配種として誕生し、
“値段が安く” “成長が早い” ので一気に日本全国に広がったそうですね。
by qwert.6 | 2005-03-29 11:46